キャリアアップ助成金の賃金規定等改定コース
現在新規の採用が難しい中、人件費においても令和５年度の１０月に昨年同様、地域別最低賃金が全国平均３１円程度引上げられる予定です。今回はそんな賃金引上げに向けた取組にご活用頂けるキャリアアップ助成金の「賃金規定等改定コース」についてお伝えします。
この助成金は、有期雇用労働者、パート労働者等の基本給を賃金規定などで３％以上増額改定し、その規定に基づいて賃金を支払った事業主に対して支給されます。
■支給額　１人当たりの助成額は以下のとおりです。
３％以上５％未満の増額 ５万円（３万３千円）
５％以上の増額 ６万５千円（４万３千円）
＊（　）内は大企業　＊１年度１事業所あたり１００人まで申請可能
■キャリアアップ助成金の各コース
非正規雇用労働者のキャリアアップを促進する事業主に対し助成される制度です。
さらに、職務の大きさ（職務→業務の内容・責任の程度）を相対的に比較し、従業員の待遇がその職務の大きさに応じたものなっているかを把握する職務評価の手法を活用して賃金アップすることで1事業所当たり20万円の加算額が受けられます。

001083208.pdf (mhlw.go.jp)